ポータブルディスプレイを自作する方法

はじめに

家には古いノートパソコンが1台あります。バッテリーはもうダメですが、他の部品はまだ正常に動作します。しかし、技術の進化は非常に速く、このノートパソコンはウェブサイトを閲覧する以外に、ほとんど使い道がありません。捨てるのはもったいないし、売っても大した値段にはなりません。そこで、これをポータブルディスプレイに改造することにしました。そうすれば、ノートパソコンやデスクトップPCに接続して、ゲームをしたり動画を見たりと、もう一働きさせることができます。ちなみに、ハードディスクはすでにポータブルハードディスクに改造済みです。

材料の準備

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主な材料はこれだけです。通販サイトですぐに購入でき、価格も高くありません。電源は父のネックマッサージャーから直接取り外したもので、また一つ節約できました。

改造プロセス

  1. ノートパソコンのディスプレイを分解し、スクリーンを取り出します。
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    もしお使いのスクリーンに対応する駆動ボードがわからない場合は、スクリーンの裏にある型番などの情報を写真に撮って販売店に送れば、それに合った駆動ボードを推薦してくれます。もちろん、電子回路に詳しい方なら、自分で回路図を設計して駆動ボードを自作することもできます。
  2. 配線し、ホットボンドで固定します。
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    ps: ホットボンドは貧乏人の3Dプリンターですね。
  3. 電源を入れてテストします。
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    私は手間を省くため、販売店に予め対応するファームウェアを書き込んでもらいました。
  4. 信号を入力します。
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  5. キーパッドの機能調整をテストします。
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  6. 段ボールでケースを作ります。
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    どうやら私には廃材の段ボールでケースを作る才能がそこそこあるようです。見た目が悪すぎるのが心配で、壁紙シールを貼ってみました。家に3Dプリンターがある方は、直接ケースを設計してプリントすれば、もっと見栄えが良くなるでしょう。

完成品:

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前面はホットボンドで接着したせいで、ちょっと見るに堪えない状態になってしまいました。

著作権表示

著者: MoeJue

リンク: https://ja.moejue.cn/posts/255/

ライセンス: クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-継承4.0国際ライセンス

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