彼女たちは、最高の青春とは何かを教えてくれたから。
勉強して大学受験する以外に目標がない年頃、誰もが操り人形みたいに、寮—食堂—教室の三点を行き来するだけ。大人になったら、会社—寮の二点往復。
そんな日々の繰り返しの中で、この軽音部の少女たちが一緒にバンドを組んで、アフタヌーンティーを楽しんで、勉強に励む姿を見ていると、まるで魂だけが彼女たちに連れられて世界一周旅行に出たみたいで、現実のことはしばらく脇に置いておけます。
時には、誰かと一緒に夢中になって何かをすること、それが幸せっていうことなんだ。
私にとって、『けいおん!』は心から憧れる生活そのものです。
学園祭、合宿、運動会、部活動、修学旅行、夏祭り、縁日、卒業旅行……

超最高!